『ラ・ラ・ランド』—夢と恋が交差する、色鮮やかなミュージカル映画—

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この映画について

『ラ・ラ・ランド』は、夢を追いかける人の切なさや輝き、そして恋愛の甘さと苦さを美しい映像と音楽で描き出した映画です。
ミュージカル映画ということでなんとなく抵抗のあった私は、オープニングのダンスと音楽に一瞬「え?やっぱりまちがった?」と不安な気持ちを抱いてしまいました。しかし、そんな思いは早い段階で吹っ飛びました!ラストシーンでは、胸が締め付けられるような余韻に浸ったのを今でも忘れられません。

この記事では、そんな『ラ・ラ・ランド』を観て心に残ったことをお届けします。


基本情報

項目内容
タイトルラ・ラ・ランド(原題:La La Land)
公開年2016年
監督デイミアン・チャゼル
主演ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン
ジャンルミュージカル、ロマンス、ドラマ
上映時間128分

あらすじ(ネタバレなし)

ロサンゼルス。女優を夢見るミアと、ジャズピアニストのセブ。偶然の出会いを重ねるうちに二人は惹かれ合い、共に夢を追いかけながら恋に落ちていきます。
しかし現実は甘くなく、夢と愛の間で揺れ動く二人――。
きらびやかな音楽と映像に彩られた、切なくも美しい物語が展開されます。


画像出典:映画.com

おすすめポイント

色彩と映像の魔法
夜空が広がる丘の上でのダンスシーン、ドレスや街の色合いなど、映像はまるで一枚の絵画のよう。どのシーンもスクリーンショットしたくなるほど美しいです!!

音楽と歌が心に響く
City of Stars」や「Another Day of Sun」など、映画を代表する名曲が数多く登場。観終わったあとも口ずさみたくなる、耳に残る音楽が魅力です。ピアノを弾くシーンは、実際にライアン・ゴズリングが猛特訓をして挑んだというエピソードも有名です。

夢と恋のリアルな描写
ハリウッドの夢と現実、そして恋愛の喜びと切なさがリアルに描かれており、単なるハッピーエンドではない余韻を残します。観る人それぞれが、自分の人生や夢と重ねて考えさせられるはず。元気なシーンと切ないシーンの対比が絶妙です。


まとめ・おすすめ度

『ラ・ラ・ランド』は、きらびやかなミュージカル映画でありながら、現実の切なさを丁寧に描いた傑作です。映像や音楽の美しさもさることながら、ストーリーも負けず劣らず素晴らしいです。”ミュージカル映画”だからと敬遠せずによかったと、心から思わせてくれた映画でした。
観終わったあとに心の中で何度も反芻してしまう、そんな深い余韻を味わえます。

おすすめ度:★★★★★(4.8/5)
映像美や音楽が好きな人、そして「夢を追うこと」に心を動かされる人にぜひ観てほしい映画です。

画像出典:映画.com

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