この作品について
あれ?また綾野剛が出てきた。
わざとじゃないです。
今日はなに観ようかなーと迷っていて、Netflixの映画ランキングで見つけて気になっていた作品が、この『愚か者の身分』だったのです!
最初はあんまり好みじゃないかも、チョイス失敗したかな?!と思ったのですが、観進めていくうちに、「え!え!どうなっちゃうの?!」とのめりこんでいってしまうような作品でした~。
闇ビジネスに手を染める若者たちのお話です。

画像出典:映画.com
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 愚か者の身分 |
| 配信 | Netflix |
| 公開年 | 2025年10月24日 |
| 監督 | 永田琴 |
| 出演 | 北村匠海、林裕太、綾野剛 ほか |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
あらすじ(ネタバレなし)
SNSで女性のふりをして、たくさんのわけあり男性とやりとりをするタクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)。二人の目的は戸籍売買でした。劣悪な環境で育った彼らはやがて闇バイトを行う組織の手先になっていました。
ある出来事から、タクヤはマモルと一緒にこの世界から抜け出そうとします。闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった梶谷(綾野剛)の手を借りて。
おすすめポイント
① 北村匠海×林裕太×綾野剛の演技
改めて、北村匠海って本当~にすごいと思いました!毎回ホントに”その人”に見える!!
それを言ったら綾野剛もなんですが。(※一個前の記事の役とはまた全然別人!)
北村匠海は闇ビジネスに手を染めてしまうような境遇の若者を演じているのですが、ただの悪いヤツじゃなくって、悲しい過去がある青年。本当は心優しいのであろう青年。
ニュースでこういった若者を見ると、頭ごなしに全否定しちゃいますが、この世に生を受けている人、ひとりひとりにそれぞれ事情や人生があるんだよなぁと考えさせられました。(※もちろん人を傷つけたり悪いことをしたら×です)
綾野剛はやっぱりカメレオン俳優と思いましたし、この映画で知った林裕太くんのかわいい弟分もめっちゃはまり役だと感じました。
あと忘れちゃいけない木南晴夏はやっぱりめっちゃよい!!!

画像出典:映画.com
② 豪華な制作陣!!
この作品は、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」などを手掛けるプロデューサー集団”THE SEVEN”が初めての劇場作品として映画化したものだそうです。監督は岩井俊二監督の助監督を長きに渡り務め、人間ドラマを巧みに描くことを得意とする永田琴。そして、アカデミー賞最優秀脚本賞にも輝いたことのある名脚本家・向井康介が加わった、最強布陣なのでした!!
序盤のころは闇の世界をテーマにした、よくわからない話かな?と思っていたのが、
ラストまでに点と点が結びついたというか、それぞれのストーリーがつながって、感動にまで
なりました!
③ タクヤとマモル、梶谷とタクヤ
タクヤにとって、闇ビジネス仲間で弟分のマモル。観進めていくうちに、弟分というよりも、もはや弟そのものだったに違いないと思ったのです。すごくかわいがっていたのでしょうね。
梶谷にとってのタクヤも、行動を見る限り大切な存在なんだな、って伝わってきました。
闇の世界でも、当たり前かもしれないけど人間関係は存在していました。
誰にでも、自分を犠牲にしてでも守りたい存在ってあるのかもしれないですね。
まとめ・おすすめ度
『愚か者の身分』は、
軽い気持ちで観る作品ではないかも。ちょっとパワーがいります。
自分とは関係ない世界で、こんなようなことが起きているかもしれない現実。
ダークな世界の話だけど優しさが垣間見える作品でした。
おすすめ度:★★★★☆(3.9 / 5)
重いテーマが好きな人、人間ドラマをじっくり味わいたい人に。
