この作品について
ずっとずっと気になっていて、絶対にいつかは観るぞって決めてた作品です。
でも、映画とか本とかって”気分”じゃないですか?ひまだからってチョイスはなんでもよいわけではないのです。
で、やっときました!!この作品『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』観るときが!!
人生のどん底にいる盲目の元軍人と、彼に付き添うことになった心優しい学生との、短くも濃密な時間を描いたヒューマンドラマです。
待ちに待って観終わった感想は、「本当に観てよかった」です!!!

画像出典:映画.com
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | セント・オブ・ウーマン/夢の香り |
| 公開年 | 1992年 |
| 監督 | マーティン・ブレスト |
| 主演 | アル・パチーノ、クリス・オドネル |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 上映時間 | 約157分 |
あらすじ(ネタバレなし)
名門校に通う心優しい学生チャーリー(クリス・オドネル)は、休暇中のアルバイトとして、盲目の退役軍人フランク・スレード中佐(アル・パチーノ)の付き添いを引き受けることに。
皮肉屋で横柄、誰にも心を開かないフランク。
最初は戸惑いながらも、チャーリーは彼と共にニューヨークでの週末を過ごす展開となります。。
その旅の中で明らかになっていく、フランクの過去と、彼が抱える“ある決意”。
そして、チャーリー自身もまた、人生の選択を迫られることになるのです。
これは、若者の成長物語であり、同時に、人生を諦めかけた男がもう一度“生きる意味”を取り戻す物語です。
おすすめポイント
① アル・パチーノという俳優の“怪物級”の存在感
アル・パチーノの演技がすごすぎる!存在感ありすぎる!かっこよすぎる!
盲目の元軍人フランクの荒々しさ、孤独、そして内側に溜め込んだ絶望――
そのすべてを、声、姿勢、間の取り方だけで表現してしまっているんです。
こういう人を”名優”というんだ、と思いました。
彼の放つ言葉の一つ一つが、観る側の胸に突き刺さってきます。
「演技」という言葉では片付けられない、圧倒的な説得力。
アカデミー主演男優賞を受賞したのも納得しかありません。
② 年齢も立場も違う二人の、変化していく関係性
フランクとチャーリーは、価値観も性格もまるで違います。
特にチャーリーは、「うわー、とんでもないバイト引き受けちゃったなぁ」って
思っていたはず!(※ 私なら一日で辞めてます)
フランクのペース(言いなり?)で物語は進んでいくのですが、不思議なことにだんだん親子みたいに見えてきて、微笑ましく感じました。
誰かが誰かの人生に「ちゃんと向き合う」ことの重みが、静かに伝わってきます。
そして、後半の展開がより深く心に響きます。
③ 有名すぎるタンゴシーンに込められた意味
この映画を象徴するシーンのひとつが、あのタンゴ。
盲目でありながら、女性をエスコートし、堂々と踊るフランクの姿が本当にステキなんです!
ただカッコいいだけじゃなく、
「人生をどう生きるか」「誇りを持つとは何か」
そんなテーマが、この短いシーンにぎゅっと詰まっています。
※ 余談ですが、ダンスのお相手の美しい女性、どこかで見たことあるなーと思ったら、海外ドラマ『バーン・ノーティス元スパイの逆襲』のフィオナでした!
まとめ・おすすめ度
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』は、
派手な展開があるわけではないのですが、観るべき1本としておすすめしたいです。
「自分の人生をどう生きるか」を真正面から問いかけてくる。
観終わったあと、世界の見え方がほんの少し変わる、そんな作品です。
大人になった今だからこそ、より深く胸に染みるのかな。
おすすめ度:★★★★☆(4.8/ 5)
